make/install

make/installについて

今回WindowsOSからubuntu12.04に乗り換えようと考えた大きな理由が殆どの操作がGUIで完結するようになたことと自分でコンパイルしてインストールしなければならないアプリケーションが減ったことにある。一昔前のLinuxのようにコマンドラインの操作やアプリケーションのインストールに大変手間暇がかかったことを考えると隔世の感がある、とはいえ多少の苦労は必要だと思う。

pacoのインストール

インストールも苦労するが、アンインストールはもっとわからないので、そのあたりを管理してくれるツールをインストールした。

gtkmm-2.4ライブラリのインストール

pacoのconfigureに必要なので、まず最初にインストールする。
端末から以下を実行する。

sudo apt-get install libgtkmm-2.4-dev

pacoのインストール

端末から以下を実行する。

wget http://downloads.sourceforge.net/paco/paco-2.0.9.tar.gz
tar -zxvf paco-2.0.9.tar.gz
cd paco-2.0.9/
./configure
make
sudo make install
sudo make logme
注意事項

最後の行はpaco自身の管理、アンインストールのために必須。

sylpheed(メールソフト)3.20のインストール

メールソフトはデフォルトが嫌いだったので、「sylpheed」をインストールすることにした。
「ubuntuソフトウェアセンター」から「sylpheed」で検索してインストールできる。
インストールされるバージョンは「sylpheed3.20beta5」。
自分は安定版「sylpheed3.20」を利用したかったので、debパッケージが用意されていないため、sylpheedのホームページを参照してソースファイルからmake/installする。

自分でmake/installする場合の注意事項

1.make/installするのに必要なライブラリ等のファイルを準備する。
2.アプリケーションのホームページに掲載されているドキュメントは必読する。
3.ダウンロードしたソースファイルに同梱されているドキュメントは必読する。
※意味がわからなくても良いので、質問などする際の最低限のマナー。
4.出来るだけ、ネットでアプリケーションのインストールに関する情報を集めておくこと。

make/installするのに必要なライブラリのインストール

何をインストールすれば良いのかわからず苦労した。
ubuntu日本語フォーラム初心者サポートで 懇切丁寧に教えてもらった。
確認するために、端末から以下を実行する。

sudo apt-get -s build-dep sylpheed

自分の環境によって差はあるが、端末に以下のように表示される。

jump-up@jumpup-NB:~$ apt-get -s build-dep sylpheed
注意: これはシミュレーションにすぎません!
       apt-get は実際の実行に root 権限を必要とします。
       ロックが非アクティブであることから、今この時点の状態に妥当性が
       あるとは言い切れないことに注意してください!
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  bison flex libbison-dev libbluetooth-dev libcompfaceg1 libcompfaceg1-dev libdbus-1-dev libdbus-glib-1-dev
  libenchant-dev libfl-dev libgpg-error-dev libgpgme11-dev libgtkspell-dev libgtkspell0 libldap2-dev
  libncurses5-dev libonig-dev libonig2 libpisock-dev libpisock9 libpisync1 libpth-dev libreadline6-dev
  libssl-dev libtinfo-dev libusb-dev m4
アップグレード: 0 個、新規インストール: 27 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
Inst m4 (1.4.16-2ubuntu1 Ubuntu:12.04/precise [i386])
Inst libfl-dev (2.5.35-10ubuntu3 Ubuntu:12.04/precise [i386])
Inst flex (2.5.35-10ubuntu3 Ubuntu:12.04/precise [i386])
  ・・・・・・・・・・
  (途中省略)
  ・・・・・・・・・・
Conf libusb-dev (2:0.1.12-20 Ubuntu:12.04/precise [i386])
Conf libbluetooth-dev (4.98-2ubuntu7 Ubuntu:12.04/precise [i386])
Conf libldap2-dev (2.4.28-1.1ubuntu4.1 Ubuntu:12.04/precise-updates [i386])
Conf libpisock-dev (0.12.5-4ubuntu1 Ubuntu:12.04/precise [i386])
注意事項

上記は「-s」オプションを付けて端末から実行したので実際にはまだインストールされていない。
実際にインストールするときは、「-s」オプションを付けずに実行する。

ソースファイルのダウンロード

sylpheedのダウンロードページからソースファイルをダウンロードして、解凍、フォルダに移動。
端末から以下を実行する。

wget http://sylpheed.sraoss.jp/sylpheed/v3.2/sylpheed-3.2.0.tar.gz
tar -zxvf sylpheed-3.2.0.tar.gz
cd sylpheed-3.2.0/

make/install(アプリケーションのインストール)

ライブラリの追加とインストールために、端末から以下を実行する。

sudo apt-get build-dep sylpheed
./configure --enable-updatecheck --enable-gpgme --enable-ssl --enable-jpilot --enable-ldap --enable-jconv --enable-ipv6 --enable-gtkspell --enable-oniguruma
make
sudo paco -D make install
注意事項

「make install」の前に「paco -D」を付ける。
※「paco」で管理しているため、管理していない人は必要ない。

オプションについて

上記のように、「./configure」の際、全てのオプションを「-enable」としている。
sylpheed 3.2.0
  GnuPG : yes
  JPilot : yes
  LDAP : yes
  OpenSSL : yes
  iconv : yes   
  compface : yes
  IPv6 : yes
  GtkSpell : yes
  Oniguruma : yes
  GThread : yes となる。
オプションはデフォルトで付くものとつかないものがあるので注意が必要。
具体的には、sylpheedのホームページを参照して確認すること。

ubuntu日本語フォーラム初心者サポート

ubuntu日本語フォーラム初心者サポートで質問して具体的に教えてもらいながらインストールまでたどり着いた。

迷惑メール判定プログラム:「bsfilter」のインストール

「sylpheed」で迷惑メールフィルタを利用するには、学習型迷惑メール判定プログラムが必要。
現在「sylpheed」で利用できるのは、「sylpheed」向けに開発された「SylFilter」の他、「bogofilter」、「bsfilter」の3種類。
最初、「bogofilter」をインストールしたが、動作が不安定だったので、「bsfilter」をインストールしたところすんなり動いた。インストールするには、端末から以下を実行する。

sudo apt-get install bsfilter

これで直ぐに迷惑メールフィルタを「bsfilter」に指定すれば、それ以外の部分はデフォルトで良い。
暫く迷惑メールを学習させていると判定能力は漸次高くなってくる。
現在導入後1か月程度経過したが、手作業で迷惑メールを振り分ける作業は非常に少なくなった。

「Attachment tool プラグイン」のインストール

「sylpheed」はプラグインの機能はあるが、実際に用意されているプラグインは少ない。
「Attachment Tool プラグイン」は、添付ファイルを操作するためのプラグイン。
「Sylpheed 3.1beta3」以降に同梱されており、LGPL ライセンスで配布されている。
現在はファイル名のついた添付ファイルを削除する機能のみの利用となっている。MIME 構造はそのまま維持され、添付ファイルは 0 バイトになる。ローカルフォルダのみで利用可能。
「sylpheed」インストール後、ソースツリーの「plugin/attachment_tool」ディレクトリに入り、端末から以下を実行する。

sudo paco -D make install-plugin

デフォルトでは「/usr/local/lib/sylpheed/plugins/attachment_tool.so」にインストールされる。

その他のプラグイン

そのほか全文検索を利用できるプラグインが用意されている。

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